- 『御伽草子「一寸法師」の挿絵』
(国立国会図書館デジタルコレクションより)
第14回 「薬の神様・少彦名命の鬼退治」
少彦名神社の「少彦名命」と「炎帝神農」は、
疫病退散の神として崇敬されてきました。
疫病への恐怖から生まれたイメージは「鬼」。
鬼退治物語の誕生は必然だったのです。
道修町ならではの「神農さん」での
鬼退治にまつわる落語会、
どうぞお楽しみに。
11月22日(水)
17:00〜
- 入場料|1,100円(事前決済)
- 定員 |150名(要申込・先着順)
- 会場 |田辺三菱製薬本社 大阪市中央区道修町3-2-10
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笑福亭福笑
「桃太郎」
お伽話「桃太郎」を息子の枕元で聞かせたら眠ってくれると思い、話を始めた父親だが、逆にとことん突っ込まれる。「昔とはいつ? 年号は? 年代は? ある所とは? なぜお祖父さんとお祖母さんなの? 名前は?」と話の腰を折られっぱなし。息子は眠るどころか白けてしまい、父親を軽蔑の眼差しで見る始末。ならば、と話者が交代して、今度は利発でませた息子が「桃太郎」を話し始めると……。
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林家染雀
「堀川」
棟割長屋に喧嘩好き火事好きの極道息子・源さんと、年老いた母親が住んでいた。息子を仕事に行かせようと母親はあの手この手で布団から出る作戦を考えるが、同じ手は何度も使えない。ある日、猿回しの与兵衛さんが通りかかって……。
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髙島幸次(龍谷大学エクステンション センター顧問)
「一寸法師と桃太郎と酒呑童子」
少彦名命の神としての位置付けは「天神・地祇」のうちの「天神(てんしん) 」ですが、平安時代中期に菅原道真の「天神(てんじん)」が席巻し始めると、「てんしん・てんじん」の類似だけではなく、ともに疫病退散の神という共通点から、「てんしん」は「てんじん」に習合されてしまいます。たとえば、露の天神社(お初天神)が少彦名命と天満天神を祭神とするのは、この「習合」によるものです。
結果、鬼を退治した一寸法師・桃太郎、酒呑童子を退治した源頼光には、少彦名命と菅原道真の影が色濃く残っているのです。皆さんがよくご存じの説話に隠された《もう一つの顔》をご紹介しましょう。
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日時 | 2023年11月22日(水) 17:00〜19:15(受付16:15〜) |
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会場 | 田辺三菱製薬本社 3階(大阪市中央区道修町3-2-10) ※駐車場・駐輪場はありません |
定員 | 150名(要申込・先着順) ※定員に達し次第締め切ります。 |
参加費 | 1,100円(事前決済) |
申込方法 |
下記ホームページの申し込みフォームからお申し込みください。 ナカノシマ大学購買部* 1通につき4名まで申し込めますが、複数名でご参加希望の場合は、代表者の方の必要事項を明記してください。 お申し込み後にメールが届かない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。 チケット購入後は払い戻しができませんのでご了承ください。チケットの転売はご遠慮ください。 *道修町たなみん寄席事務局・株式会社140Bが運営するサイト |
参加の流れ |
①ナカノシマ大学購買部*でチケットを購入 事前決済となりますので、ご注意ください。クレジットカードのほか、コンビニ決済、銀行振込、携帯電話会社の決済、PayPayなどで支払可能ですので、お選びください。決済方法によって別途手数料が必要になる場合があります。 *道修町たなみん寄席事務局・株式会社140Bが運営するサイト ②支払完了メールが届き、後日入場券が届きます 入場券には、整理番号が書かれていますので、当日はその番号順に受付いたします。 ナカノシマ大学購買部でお買い上げの場合は、会員の方はそのままログインしていただけますが、そうでない方も「ゲスト」でログインできますのでご安心ください。 ※受付開始時間より前にお越しいただいても、早く入場できるわけではありません。 ※災害や感染拡大などで開催を中止または延期させていただく場合は、当ホームページでお知らせします。 |
お問い合わせ | 道修町たなみん寄席事務局・株式会社140B内 TEL.06-6484-9677(平日11:00〜17:00) |
主催 | 田辺三菱製薬株式会社 |
企画・運営 | 株式会社140B |
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